![]() 低域用の20mmと中高域用の13mmの2Wayドライバーだそうです。 しかも13mmドライバーを「90度」にして耳に入れるいわゆるバーチカルなタイプという、ちょっぴり変り種であります。 イヤホンの分類はイントラコンカなのか、耳のせなのか、はたまたカナルなのか・・・・自分にはよく分かりません。 【図1.13mmドライバー】 ![]() 耳に入れる13mmのドライバー部分を見てみると、スリット状のポートが開いてますね。 20mmドライバーの低音は、13mmのドライバーの背面を通ってこのポートから出ている様子。 【図2.インピーダンス】 ![]() 間違いなく2Wayです。(あたりまえ) クロスは234Hz近辺とお見受けします。結構低いんすね・・・。 【図3.周波数特性の変化】 ![]()
しっかり耳に押し当てないと、低音が減っちゃいます。
(※かといって、あまりにも押し付けすぎてしまうと、篭った音色になり、音場感も激減するので良い塩梅の位置を探す必要あり。)
セッティングにちょっと時間をかければ、耳載せタイプよりは安定感はあるように思いました。
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ER-4Sと比較すると、
・カナルのように鼓膜〜ドライバ間が密閉されないのでローエンドは伸びない。
・1kHz〜3kHzが派手目。
・共鳴が発生しやすくピーク/ディップはカナルよりも大きめ。
・・・といった感じか?。
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1〜3kHzのレゾナンスが目立つように見えます。
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100Hz辺りと、2.5kHz辺りの、各ドライバーのFsがなんとなく・・・
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特に悪くはないように思いまス。
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2Wayということで、それなりには凸凹してると予想してみたんですが、そんなに悪くもないかも。
20Hzで13msec、100Hzで3msec弱程度なら全然OKな感じ。
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