以上をもって、LIMPでアンプの出力インピーダンスを測れそうな気もしますが、実際に測定するにあたって大きな問題が!
「測定対象のアンプの入力を短絡すべし」との指定がありますが、(うーん・・すいませんがその意味も理解してません。実際の動作に近づけるという意味でせうか?)
「そもそも入力がないアンプは、どーすんだオイ?」という問題あり。
まあ、そのあたりは「出来るものはやるし、出来ないものはしない」という現実的な戦法で行くべか・・・と。
それで測定結果に大きな誤差が出ちゃうと問題ですけどね。
んで、とりあえず。入力が短絡できるアンプ、m902で入力をアンバランスとして「短絡した時」と「短絡しない時」の違いを見てみましょー。
【図3−1】m902 入力短絡時と入力開放時のインピーダンス比較

測定誤差(0.15Ωほど大きめの数値が出る)を考慮すると、
概ね1.5Ω程度で安定しております。位相もまあこんなモンでしょう(位相10kHz以上は測定誤差がソコソコある様子)。
・・・m902の場合はあんまり変わらないみたいです。
このあたりは、いくつか「ON-OFF法」とも比較して、大きな差がなければそれなりに無視しても良いかな〜・・と適当に考えて進んでみましょう。
(ドツボにはまるかもしれませんが)
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