(2009/8/13)8/31でこのサイト閉鎖します
昨年12/31に最終更新と言いつつ、8ヶ月も引っ張りすぎです。
それもこれもNinja・・・いや俺がだらしないせいでありまして申し訳なし。
なんとか出鱈目ながらもページ数が増えると大変重くなりがちなNinja(HP作成ソフト)から脱却しまして、やっとこ引っ越すのであります。
新サイトはこちらでございます。ダメ人間っぷりを見てみたい奇特なお方はどうぞ。まだ全然コンテンツありませんが。
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(2009/8/10)こっちもStereo
ヘッドホンネタもありませんので(そーいえば、edition8って届いて無いじゃん・・・もう忘れられているのかしらん。)
お手軽にステレオ写真が撮れるフジのデジカメが大変面白く、こいつで遊んでいます。(動画も撮れますが)
このカメラ。背面のLCDレンチキュラーレンズを使って(昔からある立体シールなんかと同じ仕組みですね)ちょっと懐かしいけれど、良い感じの3Dで表示してくれます。
難点は、レンズ2コ積んでるので仕方が無いとはいえ、若干サイズが大きい点くらいかな?
で・・・つらつらと思いますに、
このステレオ写真でよくありがちなのは、前景と背景が芝居のカキワリのように、のっぺりとした立体感に見えがちなことです。
なんでこう見えてしまうかというと、(単に憶測ですが)人間の眼は常に「固視微動」という細かな動きをしており、(頭も少し動いているでしょうね)
この動きによる視点のほんのわずかな変化でも立体情報を得ていて、
「あー、上下方向に視点が少し動いても形が変わんないな。・・つーことは平らなモンなんだろうな。」といった
「脳を騙しきれない」事態が発生しているのかも。
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(2009/8/1)やっと引越し。
もはやホームページ作成ソフトが限界のようです。(保存+アップロードで10分くらいかかるYO)
しかし、このサイトは30程度のページしかなく、そんな程度で重くなられちゃあ困ります!
ということで、作成ソフトもお引越し・・・・暑いのに面倒。
まだどのサーバーにするかも未定であります。
突っ込みがいのあるサイトになるといいなーと。
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脳はあり合わせの材料から生まれた/ゲアリー マーカス (著), 鍛原 多惠子 (翻訳) /早川書房 を読む。
「脳ってこんなに素晴らしい」式の紋切り型ではなく、「どーしてこんなにデタラメなのか?」というトホホな側面にフォーカスを当てた痛快な本であります。
以下の項目にピピッと来た人は是非。
・プライミング(先行刺激が後続刺激に無意識に与える影響)
・ハロー効果(顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる効果)
・フレーミング効果(耳に心地よい言葉を選び肯定的な心理を誘導する)、
・言語が普遍的に持つ不明瞭さ(多義性)
レビューをよく読んだり、自分で書いたりする人に特にお勧めであります。
(落とし穴がどこにあるのか分かったような気になりますた。)
あんまりなトホホぶりに、我々は結局ベイジアンモデルで推定出来る程の立派な選択をしていないんじゃあないか?・・・と思われてなりませぬ。
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(2009/7/27)またiQube
BBSの課題でありました「iQubeの周波数特性を出来るだけメーカーの測定条件に合わせて測定してみよう!」
ということで、今回はオーソドックスなオシロによる1/3oct毎の測定方法で再度F特性を測定しました。
・・っていうかiQubeはこれで、普通のサインスイープ、MLS、LogChirpに続いて4回測定した気がします。
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(2009/7/22)ポータブルアンプ簡単比較
F特のみで失礼します。暑くてやる気が無いス。StimuliはLogChirpにて測定。
でもそれなりに校正してから測ってみました。(そんでも80kHz以上は誤差が大きいので信頼できませぬが)
RaySamuelsの2機種は鉄板な感じがします。真面目で偉いなあ。
特にP-51は小さくて可愛らしくて良い雰囲気であり、これなら持ち歩いてもなんとかギリで可な気もします。
(重さは概ね80g。iPod touchと合わせて200g弱くらい。カセットの初代ウォークマンが300gだから比べたら全然軽いじゃん!・・・というのは嘘です。)
ところで「セニョリータ。F特だけで一体何がわかるってんだい?」というご意見も当然あろうことかと思いますが、
アンプの場合、オーディオ帯域で±1dB程度のフラットさは最低限の要求ではないかと思うのですが、いかがでありましょうかと。
しかしなあ・・・・
面倒くさがりで殆どポータブルアンプなど持ち歩きもしないのに、こんなに買い集めて・・・・
どんだけダメ人間ですかと。
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(2009/7/18)何をやっているのでしょう?
測定についてあれこれと調べていたおりに、下記の本に書かれたコラムに物凄く感銘を受けましたです。
Time Delay Spectrometry: An Anthology of the Works of Richard C. Heyser on Measurement Analysis and Perception (Audio Engineering Soc Inc.)
失礼ながら、一部抜粋。(この他、認知の枠組み等についても述べられております。コラム以外にも測定に関する論文多数。その筋の方にはお勧めの本です。)
I must point out that it is theoretically possible to record a dynamic diffraction pattern of an acoustic
performance - a hologram. Some day we will do that, but it is not what we now record. We do not record a hologram;
we do not even pretend to record a hologram. Nor do we even pretend to play back a reconstructed holographic sound
field. Yet I submit, much of the hoopla of present audio component measurement technology is based on the assumption
that we listen to a reconstructed hologram.
R.C.Heyser, "Hearing Vs. Measurements", Audio Magazine, Diamandis Communications, Inc. 1988. |
もったいぶった風もなく率直で、素晴らしい洞察であります。
このコラムからは色んな事が引き出せるとおもいまするが、
測定するにせよ、レビューを書くにせよ、現状の問題点をよく理解して、そして謙虚に! ということでありましょう。
ピース!
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(2009/7/16)CSD祭り
遊んでばかりではいけません。
CSDとはなんぞや?
・・・ということで、ちょっと調べてみる。
【CSD(Cumulative Spectral Decay)】
R.C.Heyser[1]によって取り入れられた振動解析方法で、共振や反射について立体的に可視化したグラフ。
[1]R.C.Heyser,"Acoustic Measurements by Time Delay Spectrometry",JAES,vol.15 no.4,pp370-382,1967 October
具体的には、インパルスレスポンスの立ち上がり部を「0sec」として、
一定の時間で起点をずらしつつ(SliceShift)、インパルス応答信号の終わりまでFFTをかけて1本の線を作成し、
これを奥から手前に描画していく処理を行っている。
グラフの簡単な見方は以下のとおり:
・共振が発生している場合、特定の周波数で奥から手前に向かって「尾根」が伸びている。
・内部反射が発生している場合、波が奥から手前に押し寄せるように、時間の経過に伴って音圧の上下が発生する。
理想的な応答としては【図1】のように「0sec」のみにフラットな音圧レベルが存在するグラフとなる。
【図1】CSD理想応答
CSDを作る/見る際に注意すべき点としては:
観測したい内容によって、時間レンジ(SliceShift、とSlice数)、dBレンジのパラメータを選ぶ必要があり、
周波数応答グラフほどには「誰が作っても同じような形」にはなりにくい。
(通常ラウドスピーカーの観測に使う時間レンジは5msec前後の場合が多いように思う。)
また多くの場合CSDは「氷山の一角」を見ているに過ぎず、共振や内部反射は、グラフの描画範囲の時間や音圧レベルよりも、
ずっと先まで伸びている可能性を意識していなければならないと思いまする。
・・・・・・・といった感じで合ってるのかしらん?
では、ここでお楽しみ。
時間レンジ、音圧レンジをもう少し大きくした場合、CSDがどう変わるのか見てみましょう。
【図2-A】HD800 CSD (音圧レンジ30dB/時間レンジ2.46msec)
【図2-B】HD800 CSD (音圧レンジ45dB/時間レンジ12.29msec)
このように、共振の影響は音圧を下げながらも、ずっと長く残りえることが分かります。
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比較のためいくつか上と同じ「少し広いレンジのCSD」を見みやしょう。
HD650
HD580
Qualia010
K701
MDR-SA5000
ATH-AD2000
AH-D5000
AH-D7000
edition7
どれも共振の仕方は個性的でありますね。
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(2009/7/14) グラフマニア
みんなお世話になっているHeadRoomの実測グラフ。
こんな感じで1→2→3イコライズされているように思われます。
1.ダミーヘッドで採取した生データ
HD650 vs HD800 raw
2.イコライズ適用(FreeFieldなのかDiffuseFieldなのかは不明。)
HD650 vs HD800 compensated
3.いつものグラフ(イコライズ後に1/3オクターブでスムージングをしている様子。)
HD650 vs HD800
思うに、イヤパッドの中で発生する定在波による鋭いピーク/ディップはならされてしまうものの、
測定誤差の観点から、あまり細かい部分を追っても意味がない、ということから、妥当というか分別のある提示の仕方だと思われ。
それに比べて自分の測定は、ダミーヘッドは「自分の頭」で外耳道の外での測定ですし、安価なバイノーラルマイクだし(校正なし)、イコライズもなし
というずーずーしさで、まさにQ010並に突っ込み所満載!
・・・という前提でご覧くださいませ。
見ても何の得にもなりませんが。
そして性懲りもなく比較。・・・・・・ネタないしなぁ。
K701とHD800でいってみましょう。
【図1】周波数特性 K701 vs HD800
周波数特性はそれなりに似ていますね。
(聴覚上敏感な2.5kHz周辺はそれなりに違ってますし、K701の方が低音は若干豊か、といった違いは当然ありそうですけれど・・・)
ちなみに我等がHeadRoomのrawデータはこんな感じらしいです。
一方CSDを見ると、こちらは結構違っていて面白いす。
【図2−A. CSD K701】
【図2−B. CSD HD800】
やっぱりHD800はスッキリとキレが良いように見えますねん。うん。
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(2009/7/13) 懐かしのアンチクショウ
なんか似てるじゃん?(モチロン音は全然違いますよ)と個人的に思っていた、HD800とQualia010を簡単に比較。
Qualia010か・・・
思えば昔は随分酷い事を書いてしいまいますたな・・・・。(遠い目)
でも今回聴きなおしてもやっぱりその・・・アレでしたけどね。
【図1】周波数特性 Qualia010 vs HD800(マイク=SP-TFB-2 H、ダミーヘッド=俺頭)
・・嗚呼Q010・・・突っ込みどころ満載也。
SA5000と比較すると明らかなんですが、Q010はドライバーと耳の距離が長い割りに、内部での反射が多くてハコ鳴り気味に感じます。
(イヤパッドの材質、硬くて大きなバッフルも多孔質とのことですが、当然HD800のように光が透けるほどではなく非常に硬い紙のような質感で明らかにハコ鳴りしそう。)
加えて高域もレゾナンスがなかなか豪快。
なんとか不自然な感じを減らそうと、過去に20バンドのEQで頑張って調整してみた記憶がアリアリと・・・。今となってみれば楽しい思い出・・・・
・・・・・いや、やっぱりそんなに楽しくなかったです。はい。
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俺ヘッドホン測定の現状について。
ヘッドホンを装着して測定すると、当然ながら頭部(というか耳周辺か)伝達関数の影響を受けて周波数特性に山谷が出来ます。
その具合を確認したのが以下。
【図2】バイノーラルマイクSP-TFB-2Hを使ったHD800の非装着/装着時の周波数特性の差異
【グラフ訂正】赤線と緑線のキャプションが逆でしたので訂正。・・・・突っ込みどころ満載なのはどっちなのかと。
【図3】装着時の音圧の変化
4kHzから上でイヤパッド内で定在波が発生している様子がアリアリと。
こいつはヘッドホンの測定においてどーやっても避けられません。個人差や装着の塩梅によってもピークの様相はそれなりに変わります。
(1/3octで丸めて表示したりすると目立たなくなって何となく誤魔化せますが(笑)、そうするとアノーマリが分からなくなったりで不便。)
・・・なので相対比較しか出来ないということです。
あと、装着すると1kHzから下の低域が、結合した効果によっておおよそ4dB/octくらいで持ち上がってますね。HD800は半密閉くらいの感じかも。
(ここのおまけ測定のグラフと見比べて、HD800の低域の持ち上がりっぷりがCD900ST〜GS1000の中間ぐらいに見える事から憶測。ま、根拠薄弱ですけんどね。)
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(2009/7/12) 夏の定番
・・・といえばAKG K1000。
嘘ですけど。
唐突ですが、K1000をダシにして
先日HD800の測定に使ったマイクSP-TFB-2 H(比較的安価なバイノーラルマイク)と、
M30(それなりに本格的)との周波数特性の差を確認してみましょー。
通常使う距離よりも離れた位置にマイクを設置していることと、フリーフィールドでの観測のため(頭に装着していない)
相対的に低音が逃げてしまい、ハイ上がり具合が助長されてますな。
6kHz以下では、2つのマイクの測定値はほとんど同じですけれど、6kHz以上の周波数ではSP-TFB-2 Hの方が若干音圧が高めに測定されてしまうようです。
差分を取ってみると、20kHzで4dB弱ほどSP-TFB-2 Hの方が音圧高めに測定される様子がはっきりしますね。
M30の方は校正チャート付のもので、少なくとも出荷時にはカタログスペックに収まっている様子ですから(校正時からのズレが大きく起きていなければ)、
先のHD800やHD650に使ったバイノーラルマイクSP-TFB-2Hは6kHz以上で少し音圧が高めに観測されるマイク、ということは言えそうです。
・・・・・といった前提と、「あくまで相対比較用である」、という点をお含みおき頂いた上でグラフを見て頂けると幸いであります。
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(2009/7/7) 妄想中おしまい
ヘーイ!どなたか測定してちょーだいな。
ということで、まずは恥ずかしながらワタクシメから。
【図1.インピーダンス HD650 vs HD800】
HD650:
FS83.4837 Hz
QTS0.3823
ZMIN318.1676 Ohm
ZMAX530.0244 Ohm |
HD800:
FS97.9738 Hz
QTS0.1951
ZMIN340.5256 Ohm
ZMAX772.3651 Ohm |
Fsは15HzばかりHD800の方が周波数が高い。
なにより特徴的なのはZmaxがめちゃ高くて770Ωもある点。
Fsが高いということは、以下のいずれの効果なのかは何とも・・・
@振動系のバネ(エッジ)を出来るだけ硬くする(=コンプライアンスを下げる)。
A振動版の有効面積を出来るだけ大きくして空気バネの効果を上げる。
Bエンクロージャーの容積を小さくして空気バネの効果を上げる。
C振動系の質量を出来るだけ小さくする
ん〜・・@とCなのかなぁ?わかりませぬ。
Zmaxが高い原因も憶測すると・・・
@リングラジエーターであるが故に、背圧が低い。 ※こちらの【グラフ(A)−2】参照。
A磁気回路が強力なため、逆起電力が大。
QtsはむしろHD800の方が低いようなので、よく分かりませんが@とAの混合なのかいなあ・・・?
以下の図2〜5の測定条件
マイク:バイノーラルイヤホン SP-TFB-2 S 参考FR
※【2009/7/11追記】スミマセン。マイクの型式の末尾が間違ってました。
正しくは「SP-TFB-2 H」ですた。
マイクアンプ:EDIROL FA-66
ヘッドホンアンプ:Gracedesign m902
使用ソフト:ARTA version 1.5.0 |
【図2.周波数特性 HD650 vs HD800】
うーん・・・かなり違うもんですね。そうとう別物です。
HD650と相対的に比較すると概ね以下のように見える。
・低域の音圧が数dB低い(4〜5dB @100Hz)
・2〜3kHz辺りの音圧も2〜3dB低め。
・5kHz弱(4.9kHz)に比較的大きなピーク。
・5〜7kHzは音圧は概ね5dB程度高め。
ちなみに俺聴覚上でも5kHzのピーク感は若干アリ。(それほど甚だしくはないですけれど)
※先日の放射インピーダンスについての妄想は、ちょっとは合っていたのでせうか・・・
合ってるような合ってないような・・・まあそんな程度。
低域については、俺感覚では妥当な範囲で不足な感じはないけれど思うけれど、強いて言えば少しお上品で薄めな感じあり。
(上のインピーダンス特性からも推測出来るとおり、HD650よりもFsの周波数が高くローエンドは薄め。)
【図3-A.CSD HD650】
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【図3-B.CSD HD800】
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CSDでは5kHzのレゾナンスは少し目立ってマスね。
おいらの測定ミスでなければよいんですが・・・
【図4-A.ステップ応答 HD650】
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【図4-A.ステップ応答 HD800】
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HD800のステップ応答は綺麗ですねい。うん。
【図5.郡遅延 HD650 vs HD800】
群遅延時間については、大差ないように見えます。
20Hzで10〜15msec(0.2〜0.3サイクル分)程度ですからまず無問題かと思います。
適当なまとめと単なる俺感想
・HD650に比べて、スッキリ抜けの良い印象。(バッフルは細かなメッシュ状で通気性アリ。こいつもいかにも抜けが良さそうな感じです。)
・音場感はかなり広くてグー。
・2〜3kHz近辺が大人しい代わりに、4kHz以上でプレゼンスを強調してバランスを取っているようにも思える。
この辺は微妙ではありますが違和感のあるソースもあり。
・本当にリングラジエーターの必要性はあったのかしらん?
相当いい線いってると思いますが、5kHzんとこはちょっとだけヤかなあ・・・
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(2009/7/5) 引き続き妄想中
えー、昨日「(ka=)3.0以上は文献[1]からは不明」などと書きましたが、間違ってました。ごめんなさい。
巻末にka=25までのテーブルのってました。 失礼しますた orz。
んで、単純化のために
「リングの外径:内径=1:0.5」として文献[1]の巻末のテーブルからピックアップしたのが下図の(Ring)グラフ。
参考のため、通常のピストンの放射インピーダンスも載せました。
こっちは実際に計算させますた。
(実数部の計算はExcel出来合いのベッセル関数でサクっと計算。
虚数部の導出に使う1次のシュトルーベ関数は80項までマクロで計算。・・・うう合ってるのか?あやしいぞ俺。)
ka=2強で実数部に最初のピーク。
有効な外径が50mmとした場合、4〜5kHzに相当。
ka=3〜4あたりの実数部のヘコミが面白い。
有効な外径が50mmとした場合、6kHz〜9kHzくらいに相当。
リングの場合この辺で空気が若干スカり気味なんでしょうか?よくわかりません。
最後に実数部の一番大きなピークがka=6あたり。
有効な外径が50mmとした場合、13kHz前後に相当。
ま。結局俺妄想にすぎぬと・・・。
鬼簡単にまとめると
リングラジエーターは低音(といっても概ねka=5以下、50mmの有効な外径の場合は11kHz程度)で、ピストン形状と比べて放射インピーダンスが小さい。
これは直感的にもわかるような気がします。
遅い振動数では、穴があいてりゃー空気は穴へササっとへ逃げてしまって、ピストンと比べればガッツリ空気を押せないような感じすかね。
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(2009/7/4) 妄想乙
届きませんな。
ということで、とりあえず妄想でもしときましょう。
もや〜ん。
リングラジエーターの放射インピーダンスってどんなだろう?
・・・と文献[1]を当たってみると、概ね以下のような様子。
【注意】ちゃんと計算して導出したわけではありません。(文献[1]のFig.1から推定)
原文はALGOLのソースコードなので・・・ちょっと無理orz。
リングラジエータの外径と内径の比を1対0.4とした場合、赤い線のような放射インピーダンス(実数部)となりそうDeath。
通常の円形の振動板(灰色線)と比べると、2πa/λ=3.0まではそんなに大きくは変わらないように見えますが(3.0以上は文献[1]からは不明)、
有効な外径を50mm、内径(穴)を20mmとした場合には、概ね5kHz位あたりで最も放射インピーダンス(リアルパート)が大きくなりそうな予感。
つーことは周波数特性的には・・・と妄想は続く。
[1]C.J.Bouwkamp, "NUMERIC COMPUTATION OF THE RADIATION IMPEDANCE OF A RIGID ANNULAR RING VIBRATING IN INFINITE PLANE RIGID BAFFLE",
Journal of Sound and Vibration(1971)17(4),499-508
(2009/7/2) ダメ人間な問題もあり
ファンクションジェネレータ導入。
欲しかったんすよ。
50MHzサンプリングまでですけれど、オーディオ帯域で使うのにはまず十分でありましょう。
Excelでピピっと波形作ってCSV出力すれば、そのまんま使えるんですから便利なもんです。
バースト信号を作って遊んでいるの図。
20kHzサイン×10サイクルにコサインエンベロープをかけたもの(サンプリングレート20MHz)。
192kHzサンプルでもこんなに綺麗な波形を作るのは絶対無理でありまして、なんか嬉しいなと。(変態)
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(2009/6/29) 見辛い以前の問題もあり
ここのサイト。
Ninjaというマイナーなソフトで作ってるのですが、ソフト内部で勝手に連番で付番されて画像ファイルをアップロードする仕様なため、
画像をページ間で入れ替えたりすると、ガチャガチャっと幾つか同時に他の画像もファイル名が変わっちゃったりします。
ですので、画像ファイル名は同じでも、いつの間にか全然関係ない画像にすり変わっちゃってる場合があるのでご注意くださいませ。
お手数でスミマセンが、確実なのは画像ファイルを一旦DLして頂き、所望のサイトに再UPしていただくのが良いかと。
(そこまでする価値のある画像がここにあるのかはアレですが)
それもこれも自分がHTMLを覚えて使いこなす気力が無いせいでして、申し訳ないのですけれど・・・・。
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(2009/6/28) 見辛いです
このサイト。
なんかもうグチャグチャで、どこに何を書いたものを置いたのやら、自分でも既に怪しくなってまいりました。
特定のヘッドホンについて書いた部分は、別のページに分けていくように致しますハイ。
・・・おお。なんか以前のインチキレビューサイトみたい!(今もインチキですが)
ということで、またKOSSです。
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全然関係ないですが、CM3から遡ってコーネリアスばかり聴いてるんですが、こんなラブリーな曲が多いのにスルーしてちゃダメすね。俺。
そういえば昔オマケで付いてたイヤホンどこかにあったな・・・。
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